CFG-YOKOHAMA

アルティメット

アルティメット

ULTIMATE

アルティメットは英語で「究極」という意味で、1968年にジョエル・シルバーが考案し、アメリカ合衆国ニュージャージー州メイブルウッド市のコロンビア高校で最初のゲームが行われた7人制のチームスポーツです。 ディスクを落とさずに味方へパスをつなぎコート両端のエンドゾーン(ゴールエリア)内でパスをキャッチすれば得点となるスポーツです。他の競技にはないディスクの飛行特性や走力、持久力を必要とすることから文字通り(ULTIMATE)という名前が付けられました。プラスティック製のディスクは、風に乗りやすい性質を持っており、100m近くも飛ぶ「ロングシュート」やカーブスローやストレートスローを使った「華麗なパスワーク」が繰り広げられます。また、風に乗ったディスクを「ダイビングキャッチ」でつかむ瞬間や空中に浮いている相手チームのパスを「ダイビングブロック」する瞬間など、ダイナミックなプレーが魅力のスポーツです。

アルティメットのルール

各7人からなる2チームが100m×37mのフィールドでディスクをパスによって運び、相手陣地のエンドゾーン内で味方からのパスをキャッチすると得点(1点)となります。試合は得点制で競われ、国際標準では17点を先取したチームの勝利となります(時間制を採用している国内大会もあります)。試合はディフェンスチームのスローオフから開始。オフェンスチームは、主にハンドラー(投げ手)とミドル・ディープ(受け手)に分かれ、ディスクを持った選手が歩くことなくパスとつないで相手陣地のエンドゾーンを目指します。ディフェンスチームは一人一人をマークするマンツーマンディフェンスやスペースを守るゾーンディフェンスを駆使し、オフェンスチームの得点を阻止します。オフェンスプレーヤーがディスクを落とす、インターセプトされる、もしくはフィールドの外にディスクが出てしまった場はターンオーバー(攻守交代)となり、攻撃権が相手チームに移ります。ディスクは天候(特に風)の影響を受けやすく、風の動きを攻守の戦術に取り入れることが勝利のカギとなります。得点が入る度にお互いの攻める方向を入れ替え、その際に自由にメンバー交代できることもアルティメットの特徴です。

目指せ2024年オリンピック

五輪種目入りを目指して
  • アルティメット
  • この度、CFG-YOKOHAMAでは、練習前のアップ等にフライングディスク(フリスビー)を導入することになりました。2013年に世界フライングディスク連盟がIOC(国際オリンピック委員会)のIOC準公認団体になり、日本フライングディスク協会も2014年JOC(日本オリンピック委員会)に加盟しました。2024年にオリンピック種目に採用されるために、世界各国が動き始めてます。オリンピック種目となった場合、日本代表選手はまさに今の子供達が選手対象となります。また、2012年度からアルティメットが中学校学習指導要領にゴール型種目として採用されています。この機会に是非、フライングディスク・アルティメットについて知っていただければと思います。